このブログで、何度か書いてきました。
「眼は、全身疾患の窓」という言葉です。
今日は、総合診療医としての私が、この言葉の意味をきちんとお話しします。
体の中の血管を、切らずに直接見られる場所が、ひとつだけあります。
目です。
目の奥には細い血管が走っていて、その状態には、全身の血管の状態が映ります。
だから、目の異変が、目だけの問題ではないことがあるんです。
糖尿病。高血圧。動脈硬化。
こうした病気は、初期にはほとんど自覚症状がありません。痛くも、かゆくもない。
でも、静かに進みながら、目にサインを出していることがあります。
糖尿病による目の合併症は、成人の失明原因の上位に入り続けています。
怖い話をしたいのではありません。むしろ逆です。
目のサインに早く気づけば、全身の病気に早く気づける——これは、希望の話なんです。
「最近ちょっと見えにくい」でメガネ屋に来る。そのついでに、目の状態が確認される。気になる所見があれば、医療機関へつながる。
メガネを作りに来ただけなのに、大きな病気の入り口で引き返せた。
そういう流れを、この地域に当たり前のものにしたい。メガネセンターに専属医師が検査に携わる体制があるのは、そのためです。
「会社の健康診断を受けてるから大丈夫」という方も多いでしょう。
それは素晴らしいことです。ぜひ続けてください。
ただ、健康診断は年に1回。その間の364日に、体は変化します。
メガネ屋には、皆さん、思い出したときにふらっと来てくださいます。
その「ふらっと」が、年1回の網の目を埋める機会になる。
地域に18店舗ある私たちだからこそ、担える役割だと思っています。
視力と聴力は、健康で楽しい生活の土台です。
見えるから、読める。聞こえるから、話せる。だから人と会いたくなるし、出かけたくなる。
目と耳を守ることは、その先にある暮らしぜんぶを守ることだと、私たちは本気で考えています。
メガネセンターは、メガネと補聴器を売る店であると同時に、地域の皆さんの健康の見張り番でありたい。
1年以上、目の検査をしていない方。
メガネのついでで構いません。一度、目の「いま」を確かめに来てください。
検査もカウンセリングも無料です。福島・宮城の全18店舗で、お待ちしています。