「正直、量販店の安いメガネと何が違うんですか?」
ありがたい質問です。ごまかさずにお答えします。
先に結論から。
安いメガネが悪いわけではありません。合っていないメガネが、良くないのです。
メガネの価格差は、大きく3つの要素でできています。
ひとつめは、フレームの素材と作り。軽さ、丈夫さ、調整のしやすさが違います。
ふたつめは、レンズの設計。同じ度数でも、周辺のゆがみの少なさ、薄さ、コーティングの質に差があります。
そしてみっつめが、いちばん見えにくい部分——「測定」と「フィッティング」という技術の値段です。
じつは、ここが仕上がりを大きく左右します。
レンズには「光学中心」という、いちばんよく見えるポイントがあります。
この中心が瞳の位置とずれていると、どんな高級レンズでも性能を発揮できません。ずれたまま使えば、疲れや頭痛の原因にもなります。
瞳の位置は、顔の形、鼻の高さ、耳の位置、かけ方のクセで一人ひとり違います。
だから私たちは、測定に時間をかけ、お渡し前とお渡し後の調整に手間をかけます。
当店には国家資格を持つ眼鏡作製技能士が在籍し、視力測定からフィッティングまで担当します。
価格の差は、モノの差だけではなく、この「手間と技術」の差でもあるんです。
誤解しないでいただきたいのですが、高いものをお勧めしたいわけではありません。
使う時間が短い予備のメガネなら、手頃なもので十分なこともあります。
逆に、朝から晩までかける1本目は、少し良いレンズにする価値があります。
メガネセンターでは、まず暮らしの話をうかがって、ご予算の中で最適な組み合わせをご提案します。
不要なものは、お勧めしません。「これで十分です」と申し上げることも、私たちの仕事のうちです。
「何が違うの?」という疑問、大歓迎です。店頭で、実物を見ながらぜんぶご説明します。