「メガネ、持ってないんです。コンタクトがあるので」
コンタクトユーザーの方から、よく聞く言葉です。
今日はメガネ屋の立場から——ではなく、目の健康の立場から、お伝えしたいことがあります。
コンタクトだけの生活は、目にとってかなりの長時間労働だということです。
コンタクトレンズは便利です。視界は広いし、曇らないし、スポーツもできる。
ただ、角膜という目の表面に、直接触れて乗っています。
装用時間が長くなるほど、角膜は酸素不足になり、乾きやすくなります。
朝7時に着けて、夜11時に外す。1日16時間。
週7日それを続けたら、目が休まる時間はほとんどありません。
目の充血、乾き、ゴロゴロ感。「最近コンタクトの調子が悪い」の正体は、レンズではなく目の疲労の蓄積だったりします。
おすすめしたいのは、使い分けです。
外ではコンタクト。家に帰ったらメガネ。休日の近所への外出はメガネ。
これだけで、目がコンタクトから解放される時間が週に何十時間も生まれます。
それにもうひとつ、大事な理由があります。
目の調子が悪くてコンタクトを外したい日、メガネがないと「見えないから我慢して着ける」ことになります。
これがいちばん、目に良くありません。
ちゃんと見えるメガネを1本持っていることは、コンタクトユーザーの保険なんです。
「一応メガネはあるけど、度が合わなくて使っていない」——これも、よくあるお話です。
度数は変わります。合わないメガネは、かけたくないのが当然です。
メガネセンターでは、コンタクトの度数を参考にしながら、メガネとして快適な度数をあらためて測定してご提案します(コンタクトとメガネでは、適正な度数が少し違うんです)。
充血や痛みが続く場合は、眼科の受診が先です。私たちは専属医師と連携していますので、遠慮なくご相談ください。
あなたの目は、一生ものです。コンタクトと上手に付き合うために、「帰ってからのメガネ」を用意してあげませんか。