TOP / お知らせ一覧/ メガネがずり落ちるのは、あなたのせいじゃない

メガネがずり落ちるのは、あなたのせいじゃない

メガネがずり落ちるのは、あなたのせいじゃない

店内で、あるお客様の仕草が目に留まりました。

話しながら、人差し指でメガネをくいっと押し上げる。数分すると、また押し上げる。

ご本人は、もう癖になっていて気づいていません。

声をかけると、こうおっしゃいました。

「私、鼻が低いから仕方ないんです」

いえ、仕方なくありません。

ずり落ちは「顔のせい」ではなく「調整のせい」

メガネがずり落ちる。鼻や耳の後ろが痛くなる。フレームの跡が残る。

多くの方が「自分の顔の形のせい」だと思い込んでいます。

違います。メガネの側が、あなたの顔に合わせきれていないだけです。

顔は、基本的に左右非対称です。耳の高さも、こめかみの幅も、左右で微妙に違います。

だから、正しく調整されたメガネをよく見ると、フレームはわずかに左右非対称になっています。顔に合わせた結果です。

買ったままの左右対称のメガネが、非対称の顔にぴったり乗るはずがないんですね。

ずり落ちたメガネは、性能が3割落ちる

「ずり落ちても、押し上げれば見えるからいい」

そう思われるかもしれません。でも、これは見た目だけの問題ではありません。

正しくフィッティングされていないメガネは、レンズの性能が30%以上低下すると言われます。

レンズには、いちばんよく見える一点があります。ずり落ちると、瞳がその一点から外れます。

外れたまま見続けると、目は無理にピントを合わせようとし、首は無意識にあごを引いたり上げたりして補正します。

夕方の目の疲れ、慢性的な肩こり、頭の重さ。

その犯人が、実は「ずり落ちたメガネ」だった——そういうことが、本当によくあります。

私たちは6つの工程で合わせます

メガネセンターのフィッティングは、6つの工程に分かれています。

  • バランス確認:顔のどの位置にフレームが来るべきかを見る
  • クリングス:鼻パッドの位置を、目と鼻とレンズのバランスで決める
  • 角膜頂点間距離:目とレンズの距離を12mmを目安に整える
  • 前傾角:用途に応じてレンズの傾きを5〜15度で調整
  • そり角:上から見たフレームの反りを合わせる
  • テンプル:頭の側面と耳の形に、腕の曲げを沿わせる

ここまでやって、はじめてレンズは本来の性能を出せます。

メガネは「買って終わり」ではありません

そして、もうひとつ。

メガネは毎日、掛け外しされます。少しずつ、必ず型崩れします。

洋服にアイロンをかけるように、メガネにも定期的な調整が要るんです。

「最近ずり落ちるな」と感じたら、指で押し上げる前に、一度お店に持ってきてください。

数分の調整で、掛け心地は見違えます。

あの「くいっ」と押し上げる癖、今年で卒業しませんか。

> あなたに合うメガネが見つかる理由> 店舗一覧