「遠くまでハッキリ見えるようにしてください」
ご要望として、いちばん多い言葉かもしれません。
お気持ちはわかります。せっかく作るなら、よく見えるほうがいい。
でも、私たちはこうお聞きすることがあります。
「その見え方、一日中必要ですか?」
実は、遠くがくっきり見えるメガネほど、近くを見るときに目が余計に働きます。
遠くにピントが合った状態から手元に切り替えるには、目の中の筋肉がぐっと力を入れる必要があるからです。
1.2や1.5が見えるメガネで、一日8時間パソコンに向かったら。
目の筋肉は、8時間、力こぶを作り続けることになります。
夕方に目の奥が重くなる。眉間にしわが寄る。肩が凝る。
「よく見えるメガネ」が、実は疲れの原因だった——珍しい話ではないんです。
メガネの目的は、視力検査でいい数字を出すことではありません。
あなたの一日を、楽に過ごせるようにすることです。
車の運転が多い方と、一日中デスクワークの方では、必要な見え方がまったく違います。
同じ人でも、仕事中と休日で違います。
だからメガネセンターでは、度数を測る前に、まず暮らしの話をうかがいます。
何時間パソコンを見るか。運転はどれくらいか。趣味は何か。細かい手仕事はあるか。
視力だけでは決められないことを決めるのが、私たちの仕事です。
測定の結果、あえて度数を控えめにご提案することがあります。
「見える度数」より「疲れない度数」を優先したほうが、その方の毎日に合っているからです。
逆に、運転が多い方には、しっかり見える度数と、手元用のもう一段階を組み合わせることもあります。
正解は、一人ひとり違います。
カタログにも、ネットの記事にも、あなたの正解は載っていません。あなたの暮らしの中にしか、ないんです。
いまお使いのメガネが「頑張りすぎる度数」になっていないか。
それを確かめるだけでも、来店の価値はあります。
検査とカウンセリングは無料、所要時間は約60分です。
あなたの一日を聞かせてください。
そこから、いちばん楽な一本を一緒に考えます。