「夜の運転で、対向車のライトがにじむんです」
「まぶしいというか、光が線みたいに伸びて」
そうおっしゃる方に測定をすると、多くの場合、あるものが見つかります。
乱視です。
「乱視」と聞くと、何か特殊な目の異常のように聞こえるかもしれません。
実際は、とてもありふれたものです。程度の差はあれ、ほとんどの方が多少の乱視を持っています。
目の表面は、きれいな球面ではなく、わずかにラグビーボールのような歪みがあります。
その歪みのせいで、光がひとつの点に集まらず、方向によってピントがずれる。これが乱視です。
症状はいろいろな顔で現れます。
「視力は悪くないのに疲れる」という方の正体が、矯正されていない乱視だった、というのはよくある話です。
「乱視の矯正を入れると、逆に疲れるって聞いた」とおっしゃる方がいます。
半分だけ、当たっています。
乱視の矯正は、度数だけでなく軸の角度まで正確に合わせる必要があります。この角度が数度ずれると、たしかにかえって違和感が出ます。
つまり「乱視矯正=疲れる」のではなく、「雑に合わせた乱視矯正=疲れる」なんです。
丁寧に測って、正確な角度で仕立てて、瞳の位置に合わせてフィッティングする。
そこまでやった乱視矯正は、世界が変わります。
「夜の運転がこんなに楽だったなんて」と言っていただけることが、本当に多いんです。
ひとつだけ、大事な注意を。
「まぶしい」「にじむ」「かすむ」という症状は、乱視以外が原因のこともあります。
目の病気が始まりかけているサインの場合もあるんです。
メガネセンターには専属医師が検査に携わる体制があります。単に度数を測るだけでなく、目の状態も確認したうえで、必要があれば医療機関の受診をお勧めしています。
「メガネで直る見えにくさ」か、「診てもらうべき見えにくさ」か。
その見極めごと、私たちにお任せください。
思い当たる方は、一度測りに来てください。検査は無料です。
秋から冬にかけて、日が短くなり、夜の運転が増えます。
にじまないライト、ぶれない標識で迎える冬は、想像以上に快適ですよ。