お客様の靴箱には、何足の靴が入っているでしょうか。
スニーカー、革靴、サンダル、長靴。
山に革靴で登る人はいませんし、結婚式にサンダルで行く人もいません。
「場面によって道具を替える」のは、当たり前のことです。
ところが、メガネになると——
「1本で全部」の方が、とても多いんです。
考えてみてください。
朝の運転。日中のパソコン。夕方のスマホ。夜の読書。
目までの距離も、必要な見え方も、全部違います。
それを1本のメガネでまかなうということは、すべての場面で「そこそこ」を我慢するということです。
運転にはちょうどいいメガネで、一日中パソコンを見る。目は近くを見るために働き続け、夕方にはぐったり。
前回のブログで書いた「よく見えるメガネが目を疲れさせる」は、まさにこの話です。
「メガネを2本も持つなんて贅沢」と言われることがあります。
私は、逆だと思っています。
例えば、デスクワークの方が仕事用の一本を持つ。
手元からモニターまでが楽に見える設計にすると、夕方の疲れがまるで違います。
疲れが減れば、仕事の質が変わる。夜の時間の元気が変わる。
毎日8時間使う道具への投資として、これほど割のいいものは、なかなかありません。
靴で言えば、毎日履く通勤靴にいちばんいいものを選ぶのと同じ理屈です。
とはいえ、誰にでも2本必要だとは言いません。
遠近両用1本で快適に回る方もいれば、「遠く用+手元用」の2本が合う方も、「常用+運転用」が合う方もいます。
正解は、あなたの一日の中にあります。
メガネセンターでは、まず暮らしの話をうかがってから、組み合わせをご提案します。
1本で足りる方には、そう申し上げます。無理に2本お勧めすることはありません。
いまのメガネに、点数をつけるとしたら何点でしょうか。
「まあ、70点かな」
その30点の我慢、実は手放せるかもしれません。
検査とカウンセリングは無料です。あなたの一日を聞かせてください。
靴を選ぶように、メガネを選ぶ。そんな買い方を、一度体験してみてください。