「フレームの値札を見て選んだのに、レンズを入れたら思ったより高くなった」
「同じフレームなのに、家族と値段が違うのはなぜ?」
メガネの値段は、わかりにくい。そう感じている方は多いと思います。
売る側の私たちにも、責任の一端があります。
だから今日は、包み隠さずお話しします。
メガネの値段は、フレームの値札だけでは決まりません。
メガネ1本の値段は、大きく分けて次の4つでできています。
フレームは、手に取って比べられるので違いがわかりやすい部分です。
一方、残りの3つは目に見えません。けれど、かけ心地や見え方を左右するのは、むしろこちらです。
(フレームとレンズ、技術の違いについては、以前の記事「安いメガネと高いメガネ、何が違うのか正直に話します」でもお話ししました。)
同じフレームでも人によって値段が変わる、いちばんの理由はレンズです。
レンズの値段は、おもに次の3つで変わります。
ひとつめは、度数の強さ。
度数が強いほどレンズは厚くなります。厚みを抑えるために薄型のレンズを選ぶと、そのぶん値段が上がります。
ふたつめは、レンズの設計。
遠くを見るためだけのレンズと、遠くと手元の両方を見る遠近両用のレンズでは、作りがまったく違います。手元から中間まで見る中近両用や、パソコン用のレンズもあります。
みっつめは、コーティングや機能。
傷がつきにくい加工、汚れを弾く加工、紫外線のカット、色の付いたレンズ、明るさで色が変わる調光レンズなどです。
つまり、メガネの値段はその人の目と暮らしに合わせて決まるものなのです。
お店や商品を比べるときは、次の3つを確認してみてください。
1つ目は、その値段にレンズが入っているか。
「フレームのみの値段」なのか「レンズ込みの値段」なのかで、最終的な金額は大きく変わります。
2つ目は、追加料金がかかる条件。
度数が強い場合の薄型レンズや、遠近両用レンズにすると、追加料金がかかることがよくあります。
3つ目は、買った後のことが含まれているか。
調整は無料か。見え方が合わなかったときに、度数を交換してもらえるか。壊れたときの保証はあるか。
ここは、値札にはなかなか書かれていない部分です。
私たちのメガネの値段には、目に見えない部分も含まれています。
※各保証には適用条件や対象外の項目があります。詳しくは「メガネ・コンタクト」のページをご覧ください。
メガネは、買って終わりの道具ではありません。
何年も毎日かけるものだからこそ、お渡ししてからのお付き合いまで含めて、ひとつの値段だと考えています。
「予算を言うと、高いものを勧められそう」
そう思われる方もいるかもしれません。でも、むしろ最初に教えていただきたいのです。
ご予算がわかれば、その中でどこにお金をかけて、どこを抑えるかを一緒に考えられます。
毎日かける1本はレンズを優先する。予備の1本は手頃に抑える。そんな組み合わせ方もあります。
必要のないものは、お勧めしません。
「メガネの値段って、結局いくらくらい?」という素朴な疑問でもかまいません。店頭で、実物を見ながらすべてご説明します。